国務院新聞弁公室が7月18日に開いた記者発表会で、中国国家知識産権局（CNIPA）知的財産権保護司の張志成司長は、研究開発に多くの投資と時間がかかるため、一般的に価格が高くなる傾向がある先発薬の特許を保有する企業と、ジェネリック薬の製薬企業との間における利益のバランスを図るには関連制度の整備が必要であるとの認識を示した。
張司長によると、CNIPAは今後も関係部門との連携を深めて医薬品分野の知的財産権保護を強化し、制度の革新と横断的協力を通じて医薬産業のイノベーションを奨励し、その成果への支援、保護をより一層重視する方針である。また、CNIPAは実情に合致する知的財産権保護のあり方を引き続き模索し、権利者と公共の利益を法に則って保護することに取り組むこととしている。
張司長はまた、CNIPAは改正「専利法」が2021年に施行されて以降、最高人民法院や国家医保局、国家薬監局などと協力し、医薬分野の知的財産権保護に関する体制の研究を続けていると説明した。
出所：中国保護知識産権網
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