最近、中国石油化学工業連合会から「中国石油化学業界専利態勢白書」が公表された。この白書によると、2012年から2021年までの10年間で、中国の石油化学業界の特許出願件数は93万8300件に達した。これは、同期間の全世界の石油化学業界の 特許出願数の43.7%を占める数字である。

 白書には、過去10年間の石油化学業界全般の特許態勢、特定のサブセクターの特許状況、主要上場企業の特許態勢、さらには長期間にわたる「中国特許賞」の受賞状況など、多岐にわたる情報が収められている。

 白書のデータによれば、2012年から2021年の間に、中国の石油化学業界の特許および実用新案の出願総数は130万3900件となり、このうち、特許出願が全体の72.0%を占める93万8300件であった。また、この10年間で、中国の石油化学業界の海外における特許出願は合計4万2100件に達し、「特許協力条約」(PCT)制度を利用した国際出願は1万6100件であり、海外特許取得件数は1万3900件に達した。

出所:中国知識産権資訊網

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