2023年に全国の裁判所が受理した一審、二審、再審申請を含む各種の知的財産権事件が54万件を超え、結審件数と新規受理件数がほぼ同じであることが、最高人民法院が4月22日に開催した知的財産権宣伝ウィークの記者発表会で明らかにされた。この結果からは、知的財産権の司法保護活動において顕著な成果が得られたことがうかがえる。
記者発表会で、最高法院の陶凱元副院長は、5G、量子技術、人工知能、バイオ医薬、先端設備製造、種子などのハイテク分野におけるイノベーション保護の強化に向けた取り組みを紹介した。昨年、全国の裁判所は合わせて319件の民事侵害事件に懲罰的賠償を適用し、総額11億6000万元の賠償金を判決したことが報告された。
また、同日には2023年中国裁判所10大知的財産権事件と50件の典型的な知的財産権判例が公表され、特許、商標、著作権、植物新品種、不正競争禁止などの事件が含まれている。
出所：中国法院網
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